レシピID 20250730223210
パウンド型でつくる基本の米粉食パンの応用です。チーズを入れて焼き上げます。
サイリウムを使わず、保形をさせてふっくら仕上げます。ひと手間で翌日もしっとりふんわりした米粉パンが作れます。
毎日の食事パンに是非!
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
準備
・パウンド型にオーブンシートを敷いておく。同じ大きさの型が2つあると良い。
※1つは蓋として使うので、1つだけにオーブンシートを敷く。型が1つだけでも焼けます。
1 米ゲル
米ゲルをつくる。小鍋に米粉・水を入れ米粉をよく溶かしたら中火で加熱する。
全体的にとろみがついたら火をとめ、冷ましておく。
※この時熱いまま使用しないこと。常温まで冷ます。
2 混ぜ
ボウルに米粉、砂糖、塩、イーストを入れよく混ぜる。
そこへ冷ました米ゲルと米油を加える。
3
まとまるまでよく混ぜる。
初めはぼそぼそしているが、混ぜていくうちに液状化してきます。
4
この時、よく見るとイーストが溶け切らずポツポツと残っているのが分かる。
イーストをしっかりと溶かしたいので、乾燥させないようにして10分ほど常温に置く。
※ 置くことでイーストが馴染み溶けやすくなります。
5
10分経ったら、イーストが溶けるまでしっかりよく混ぜる。
ここで生地にツヤが出て、なめかになるまで混ぜるのがポイント。
2~3分混ぜているとイーストが溶けて馴染みます。
6 型入れ
出来上がった生地を、準備した型に流し込む。
生地に3回に分けて入れ、その都度約15gのダイスチーズを散らすように入れる。
7 発酵
30℃の環境で約1時間発酵させる。米粉生地は乾燥に弱いので、近くに湯を入れたコップなどを置き、加湿してあげると良い。
型いっぱいに膨らむまで発酵させる。
8 焼成
オーブンを190℃で予熱する。生地の表面にシュレッドチーズを散らす。
発酵の上がった生地に蓋になるようパウンド型を被せる。
※またはチーズを置く前に表面に優しく米油(分量外)を塗る。
表面が熱風にさらされるとお煎餅のようになってしまうので、蓋をするか被膜を作ります。
9
オーブンを190℃に予熱する。
190℃で10分焼成。いったん取り出して蓋をとる。
再び190℃で15分焼成。(蓋をしていない場合は190℃で25分焼成。)
焼きあがったら型から取り出し、網などの上で冷まして完成です。
※発酵時間は含まない。
発酵料理家・製菓衛生師
合同会社kurashi-goto代表
現在は発酵オンラインコミュニティ「発酵 暮らしごと」を運営。
白神こだま酵母や日本の発酵食の要、「麹」を使ったパン、グルテンフリーの米粉のパンのレシピを中心にご紹介しています。
身体に優しい食材でお家で作りやすいパンやお菓子のレシピは、お子さんのいるご家庭でも人気です。
「発酵を暮らしに取り入れる提案」を主軸に活動されており、「富澤商店コラム」の筆者のおひとりです。
季節の手仕事や発酵食、家庭でのパン作りの知見を活かし、日々の暮らしに寄り添った読み物も執筆いただいています。
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