【CSR活動レポート】都立町田総合高校の生徒さんと町田産の素材を使ったレシピ開発!

イベント

こんにちは、富澤商店スタッフです。
今回のコラムでは、8月初旬に富澤商店本社にて行われた、
富澤商店公式サイトに掲載するレシピを、都立町田総合高等学校の生徒の皆さんと開発したことについてレポートします♪

町田総合高校の皆さんとレシピ開発をすることになった背景

今回のレシピ開発の場を設けることになったのは、
富澤商店本社のある町田市のお隣、多摩市の多摩大学 ながしまゼミの皆様からのご提案からでした。
ながしまゼミの活動の一環として、「高校生向けの体験学習を企画する」というお話を受け、富澤商店がご協力させていただくことに。
富澤商店というプラットフォームでどんな体験学習ができるのか、高校生の皆さんや、ながしまゼミの皆さんからアイデアを募り、近年社会全体の課題である、SDGsに絡めたレシピ開発をすることになりました。
そして今回はSDGs課題の中の「地産地消」をテーマに富澤商店本社がある「町田産」の素材を使ったレシピを開発する流れとなりました。

高校生の皆さんのフレッシュなアイデアからレシピ作り!

レシピ開発にあたって、参加する高校生の皆さんより、事前にレシピのアイデアシートを提出していただきました。
今回はその中からレシピを1つ選び、体験学習当日にはそのレシピを元に開発会議をしていきます。
高校生の皆さんの考えるフレッシュなアイデアの数々、どのレシピにするか迷いました…!

その中でも、8月初旬に開催する体験学習ということもあり、その時期に旬を迎える
「町田産のブルーベリー」を使ったブルーベリーパイを作ることにしました!

町田産のブルーベリーを素材にしたレシピ開発会議スタート!

体験学習当日、富澤商店本社に都立町田総合高校の皆さんに来ていただき、
町田産のブルーベリーを使ったブルーベリーパイのレシピ開発を行いました。

まずは座学。レシピの魅力を伝えるためのタイトルや、紹介する文章のアイデア出しを行いました。
決まったレシピタイトルは「山盛りブルーベリー ザクッパリッパイ」!
高校生の皆さんのフレッシュさや、勢いを感じる素敵なタイトルになりました♪
このタイトルにふさわしいレシピ開発を進めていきます。

タイトルにふさわしいレシピ開発にあたって、パイの食感や風味を大きく左右する小麦粉について考えることに。

富澤商店が扱う数ある小麦粉の中から、今回のパイ生地に使うにふさわしい小麦粉は何か?
富澤商店のレシピ開発を主に手掛ける、コンテンツ制作ユニットの馬渡から、小麦粉の特性などを説明し、どの小麦粉にするかを多数決にて選ぶことに…

2種類の小麦粉が僅差の票を集めたため、実際に2種類の小麦粉を使って生地を作り、
食べ比べた結果でレシピに採用する流れになりました。

レッツクッキング!2チームに分かれてブルーベリーパイ作り

富澤商店本社のキッチンスタジオにて、コンテンツ制作ユニットの馬渡監修の下、ブルーベリーパイを作りました!
上記で多数決をとった、小麦粉2種類を食べ比べる為、ふたチームに分かれ、それぞれのチームで1種類の小麦粉を使ったパイ作りをします。

今回のレシピではブルーベリーをふんだんに使うこと、
パイ生地の食感をザクッパリッにすることがポイントです。

それぞれの工程で、どのような点に気を付けて作るといいか、
テクニックなどを馬渡から生徒の皆さんにお伝えしながらパイを作っていきます…

ブルーベリーはトッピングに生のブルーべリーを載せる以外に、
フィリングとしてブルーベリージャム、そしてブルーベリージャムを混ぜ込んだクリームを作っていきます。

パイのふくらみ過ぎを防ぐ為のピケをしたり、タイルストーンを使います。

フィリングもパイも出来上がり、あとは組みたてとデコレーション

ここまで、それぞれの工程のポイントや、作ることの楽しさを伝えてきた馬渡。
筆者がそのコメントの中でも印象に残ったものをご紹介します。

「飾りつけをする際は、
 たとえそのお菓子を自分で食べるということだとしても、綺麗に飾ることが重要です。
 例えば、このお菓子を大切な誰かに食べてもらう、ということを考えて、
 美味しそうに、綺麗に飾る事が大切です。」

このコメントの元、真剣にデコレーションを行っていきました。

最後は好きなピックを飾って…

完成です!

実食!採用された小麦粉は…?

体験活動が始まった当日の朝には緊張の面持ちが目立った生徒の皆さん、
日暮れが近づいたこの頃にはすっかり表情もほころび、レシピ開発を楽しんでいるようでした。
そして自分たちで作ったブルーベリーパイを実食…食べ比べます。

「おいしい~!」
「自分で作ったとは思えない…!」
「こっちの生地の方が好きだな~。」などなど…楽し気な声が飛び交っていました。

そして食べ比べの結果、より今回の「ザクッパリッ」食感にふさわしい小麦粉を多数決しました。


その結果、選ばれた小麦粉は・・・・・




エクリチュール 」!

この結果を元に、
都立町田総合高等学校の生徒の皆さんと開発したブルーベリーパイのレシピはこちら!

料理を作る楽しさを世界へ 富澤商店の願い。

レシピも完成し、当日の感想を高校生の皆さんから伺いました。

「作るまでは美味しいものができるか心配だったけど、
  実際に作ったものはとてもおいしくできて驚いた」

「普段あまりお菓子作りなどをしたことがなかったけれど、
  作ってみて美味しくできて嬉しかったし、作ることが楽しかった」

「レシピを一つ作る為に、色々な方がそれぞれの仕事をされていることを目の当たりにできた」

こうした感想を聞き、今回のレシピ開発を機会に、
富澤商店の企業理念でもある、「料理を作る楽しさ世界へ」というコンセプトをひとつ叶えることができたのではないかと思います。

特に、富澤商店が小売業を創めた町田市というこの地域で、地域の方とのこうした活動は
これからの富澤商店のあり方を支える大切な機会を持てたと感じています。

是非毎年、町田産のブルーベリーが旬を迎える頃、こちらのレシピを思い出して作ってみてくださいね

改めて、
多摩大学ながしまゼミの皆さま、都立町田総合高等学校の皆さま、この度はありがとうございました♪(SNS広報担当)