こんにちは。富澤商店オンラインショップでレシピ著者をしているちょりママです。
今月は知って得するシリーズ。ミックス粉というものが認知され、簡単にできることが予想はつくものの、実際のところどのくらい簡単なのか、味はどうなのだろうか。謎に包まれていることが数多くあります。今回は、その謎を解く「ティラミスクリームミックス」について注目します。
あれもこれも用意せず、作りたいときに作れるティラミスクリームミックスです。ぜひお試しください!
粉末だからはストック可能
ティラミスは私の中ではちょっと敷居が高いというか、我が家で馴染みのないスイーツではあったんですが、ミックスを使ってみて、敷居が駄々下がりしました。さらに我が家でティラミスの認知度が上がりました!笑
準備するものは5点。
プラスでマサラ酒、カルーア、ラム又はキルシュなどの洋酒があればご用意ください。
富澤商店オリジナルの「ティラミスクリームミックス」は牛乳と合わせて撹拌するだけでよいという商品です。敷居という言葉をこれっぽちも感じさせない仕様になってます。
1袋60gに対して、牛乳は120ml目安と表記されてます。
我が家の甘さと固さ(濃度)の好みは150mlでした。なので、今回は150mlを準備してます。
ミックスは粉末タイプなので、ストック可能。
冷蔵庫で焦らされることなく、手が空いたときに、食べたいとき作れるのが、粉末の魅力でもありますよね。
通常のティラミスを作るときに準備するものといえば、
マルカルポーネ、生クリーム、卵、グラニュー糖、洋酒がティラミス生地となり、コーヒーシロップはエスプレッソ、カルーアやマサラ酒などの洋酒。フィンガービスケットを作るのであれば、卵、薄力粉、グラニュー糖、粉糖などが必要です。
おぉぉ・・・ハードル高し!!
ティラミスクリームミックスと牛乳を合わせてホイッパーで撹拌するとふわっとしたティラミスクリームが出来上がります。
私は時間短縮したいので、ハンドミキサーを使用しました。撹拌時間2分くらいでしょうか。(いや、もっと短かったか)
もうこれでベースが出来上がったので、あとは詰めていくだけです。
いいのだろうか・・・こんなに簡単で・・・という嬉しい不安がやってきました。
詰めたら時間が調理
1袋60gのティラミスクリームミックスでどのくらいの量ができるのかというと、15×15cmの耐熱容器でぴったりと収まりました。
コーヒーシロップは、濃いインスタントコーヒーで代用するも良しですが、エスプレッソを使いたいですよね。濃厚な甘みのあるティラミスクリームには、ビターなエスプレッソがぴったり合います。
溶かすだけでの粉末のエスプレッソ。これは溶いて使うもよし、粉類を合わせてパンや焼き菓子に使うのもいいなと妄想が膨らみました。
カフェリーヌエスプレッソ6gに熱湯60mlを溶き、ラム10mlを加えて、コーヒーシロップを作りました。
マサラ酒やカルーアはお菓子作りで使う出番が少ないかなと思うので、ラム、キルシュなどご自宅にあるものを使ってみてください。
粉末のエスプレッソなので粉が沈殿しやすいです。混ぜたらすぐにフィンガービスケットを浸して容器に詰めましょう。
15×15cmの容器の底に詰められるフィンガービスケットは9本。ビスケットは1袋10本入りが2袋入っているので、1段目で1本余る計算になります。四隅に少し隙間ができるので気になる方はビスケットを切って詰めてくださいね。
半量のティラミスクリームを入れて四隅まで伸ばします。通常のティラミスクリームより白っぽく仕上がりました。
二段目のフィンガービスケットタイムです。笑
残った濃いエスプレッソを刷毛で塗りたくり、余すことなく苦味を追加していきます。
残り半量のティラミスクリームをのばし、ココアパウダーをたっぷりと茶こしでふります。
冷蔵庫で6時間以上おいてから召し上がるのがおすすめです。
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ミックスで作るティラミスの魅力は?
濃厚さと香ばしさが共存するティラミスがこんなに簡単にできるとは、驚きます。
お味は適度な濃厚さと洋酒の加減でお子様が食べれる食べやすい味わいに。
本格的というよりは、家庭で気軽に食べられるティラミスという表現がぴったりです。
その分、作るのも食べるのも敷居が下がったと言えるのではないでしょうか。
わが家は濃厚すぎると箸が進まない傾向にあるので、適度な重みのあるティラミスなので好まれました。
粉末のミックスならストックが可能。なによりもそれが一番作りやすさを出すように思います。
さらに、混ぜて詰めるだけ。容器に詰める作業は、小さなお子さんが可能な簡単さです。
ぜひお休みの日に、集まりの日に、お祝いの席に。取り分けしやすいティラミスを作ってみてはいかがでしょうか。
みなさんもぜひご自宅で楽しんでみてくださいね。
みなさんの富澤商店ライフのお役に立てるとうれしいです。
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コラム執筆:ちょりママさん
フードコーディネーター・調理師・食生活/食育アドバイザー。「子どもも大人も一緒のごはん」をコンセプトに簡単レシピを発信。
企業レシピ・メニュー開発、書籍出版のほか、フードスタイリング、食育活動も多数。