大きな違いは、卵の使い方と薄力粉の割合
チョコレートケーキの定番、ガトーショコラとブラウニー。
ガトーショコラはフランス語が語源で、広くチョコレートケーキの意味。ブラウニーは平たく焼いて四角くカットするのが一般的で、「茶色(=brown)」が語源のアメリカの代表的なチョコレートケーキ。それぞれ名前の由来に違いはありますが、作り方にもふたつの違いがあります。
- 1.卵の使い方
- ガトーショコラは、全卵をスポンジのように泡立てる、もしくは卵白でメレンゲを作るため、濃厚ながらふんわりしっとりに仕上がるのが特徴です。
ブラウニーは全卵を生地に混ぜ込むため、ケーキとクッキーの中間くらいの食感で目が詰まってしっとり仕上がります。 - 2.薄力粉の割合
- レシピにもよりますが、ガトーショコラの方が薄力粉は少なめ。ガトーショコラの方がしっとり、ブラウニーの方がさっくりとした焼きあがりになります、また、ブラウニーはナッツやチョコチップなどを混ぜた、食感に変化をつけるレシピが多く見られます。