
はじめに、作り方を動画で
予習&ポイント
次に、6ステップで
流れをつかんで
01.クレームダマンドを作る

食塩不使用バターを柔らかくしてクリーム状にしておき、砂糖、卵、アーモンドプードルを順に混ぜ、なめらかにする。お好みでラム酒を加える。
- POINT
- バターと砂糖を混ぜたあとに溶いた卵を加えていく際は、5回くらいに分けて少しずつ。このとき卵が冷たいとうまく混ざらないので、バターと一緒にあらかじめ常温に戻しておきましょう。
02.パイシートにクレームダマンドをのせる

オーブンシートの上にパイシートを1枚のせ、工程1のクレームダマンドを直径12cmくらいの円にのせて広げる。フェーブに見立てたアーモンドなどを一か所に押し込んでおき、周りのパイシートに刷毛で卵白を塗る。
- POINT
- フランスの伝統的な作り方だと、クレームダマンドにフェーブを押し込みます。現在は安全性を考慮してアーモンドホールなどで代用してください。
03.パイシートをかぶせる

もう一枚のパイシートをそのままかぶせたら、クレームダマンドの周りを指でよく押して密着させる。
- POINT
- ここでクレームダマンドとパイシートの間に空気が入らないように、しっかりと密着させてあげましょう。クレームダマンドは絞り袋で絞った後、パレットナイフで表面をならしておくときれいに密着させることができます。
04.丸くカットして卵を塗る

冷蔵庫で15分くらい冷やしてから、直径18cmくらいの型やボウルなどをあててナイフで丸く切り取る。卵を溶きほぐし、刷毛でパイの表面に均一に塗り広げる。
- POINT
- パイシートをカットする前に、しっかりと冷えて締まった状態になっているか確認を。柔らかい状態のパイを押し切ってしまうと、パイの断面が潰れて膨らみが悪くなってしまいます。
05.飾り包丁を入れる

ナイフの先で飾り包丁を入れる。生地はカットしてしまわず、穴をあけないように表面だけナイフを入れていく。ふちにもナイフを縦に入れ、切込みを入れていく。中心に小さな穴をあけ、空気穴を作る。
- POINT
- ここでもパイシートの状態が大切。ナイフの入れ方が浅すぎても綺麗な模様が出ないので、パイを切り離してしまわない程度にしっかりとナイフを入れてあげるのがポイントです。
06.焼き上げて仕上げる

200℃のオーブンに入れ、30〜35分焼く。最後に230℃くらいに温度を上げ、2〜3分焼いてしっかりと焼き色を付ける。好みでシロップ(砂糖と水を合わせて沸騰させたもの)を焼きたてに刷毛で塗り、艶をつける。
- POINT
- 最後にシロップを塗ることで薄くお砂糖の膜がはり、綺麗なツヤが出ます。シロップの代わりに茶こしで粉砂糖を振り、高温のオーブンで溶かして仕上げるレシピもあります。
レッスン動画はこちら
ガレット・デ・ロワ
模様のバリエーション
ガレット・デ・ロワはパイ生地とアーモンドクリームのとてもシンプルなお菓子ですが、特徴的なのはその表面の模様です。
この模様にはそれぞれ願いがこめられています。
模様の意味を知り、願いをこめて一つ一つていねいに飾り包丁(レイエ)を入れてみては。
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月桂樹(葉っぱ模様)
意味:勝利
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太陽(渦巻模様)
意味:生命力
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麦の穂(矢羽模様)
意味:豊穣
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ひまわり(格子模様)
意味:栄光
ガレット・デ・ロワ
飾り(月桂樹)包丁の入れ方
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STEP.01
8等分になるように、
対角線をひく。 -
STEP.02
対角線から時計回りに、
左側の葉っぱを描く。 -
STEP.03
右側の葉っぱは重なるように、
半分だけ描く。 -
STEP.04
葉っぱに葉脈を描く。
ガレット・デ・ロワ
綺麗なレイエを書く方法
基本のレシピが作れたら
アレンジレシピ
フェーブとは?

ガレット・デ・ロワのお楽しみとして知られる「フェーブ」は、フランス語で「そら豆」という意味があります。ガレットデロワを切り分けたとき、この豆人形が入っていた人は王冠を被り、王様(または王妃様)として祝福を受け、その年一年を幸運に過ごせると言われています。
商品を見るフェーブ
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