千代田金属工業の新作 カヌレ型発売!
富澤商店創業105周年記念
これまで長い間熱望され続けてきた千代田金属工業の新作に、ついにカヌレ型が登場しました。
富澤商店105周年を記念して、満を持してのデビュー。その素晴らしい焼き上がりをぜひ体験してください。
- ※常時販売ではなく、販売スケジュールに合わせて販売いたします。
- > > 販売スケジュールはこちら
2年ぶりの新作!
みんなが待ってたカヌレ型
千代田金属工業の新作型でリクエストを募集すると必ず多数の票が集まっていたカヌレ型。
今や定番となったフランスの伝統菓子「カヌレ」、千代田金属工業の技術で素晴らしい連結型ができあがりました。
charm 千代田金属工業カヌレ型の魅力
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charm 01
安心と信頼の
千代田金属工業クオリティ金属加工のスペシャリストとして、
プロフェッショナルの世界で製菓型を
作り続けてきた千代田金属工業。
その技術力を惜しみなく活かした型で焼くカヌレは、
外はカリッと、中はもっちりの感動的なおいしさ。
カヌレ好きの方にこそ体験していただきたい新食感です。 -
charm 02
心を奪われるほど美しい、
スタイリッシュなフォルムカヌレと言えばフランスのボルドー地方で生まれた伝統菓子。
銅製の型で焼くのがもっとも火通りがよく、
おいしくなると言われます。
このクラシックな銅カヌレ型の焼き上がりを
千代田金属工業の技術力で表現したのが今回のカヌレ型。
スタイリッシュでシャープなフォルムは
銅カヌレ型にも劣らない美しさです。 -
charm 03
一度にたっぷり
12個焼けるのでギフトにも焼き菓子ギフトにも今や大人気のカヌレ。
一度に12個たっぷり焼けるので、
大人数向けのプチギフトにも便利です。
1個あたりは、ひとくちで食べるには少し大きい
「ひとくち半」くらいの絶妙なサイズ。
カヌレ1個でも満足感のある大きさです。
schedule 販売スケジュール
販売日時 | 販売数 | |
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11月1回目 | 11/7(木)17時 | 50個 |
11月2回目 | 11/11(月)17時 | 50個 |
11月3回目 | 11/18(月)17時 | 50個 |
11月4回目 | 11/25(月)17時 | 50個 |
- ※常時販売ではなく、販売スケジュールに合わせて販売いたします。
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interview
千代田金属工業さんに聞く、
カヌレ型開発までの道のり
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実は20年前から千代田金属工業にカヌレの連結型を作ってほしい、というご要望は長年にわたっていただいていたのです。
そのたびにお断りしていたのですが、今回ついに開発に踏み切ることにしました。
人気の連結型(くまちゃん天板など)は、流し型の部分を「プレス」という金属加工の技術を使って製造します。金属の雄型と雌型でブリキの板を挟んでプレスするわけですね。言葉にすると単純な作業に思えますが、これはもちろん一筋縄では行かない。金属がどういった性質で、どの程度伸びるかを熟知した上で製造しなければ、プレスしても金属板がうまく成形できずにひび割れてしまうということもよくあります。 -
「プレス」がどんな工程か、想像できますか。
雄型と雌型でブリキの板を挟んでプレスする、と言っても、その作業は1回では終わらないんです。金属が切れないように、少しずつ型を変えながら、少しずつ伸ばしていかないといけない。例えば長年ご愛顧いただいているくまちゃん型も、あの形にするまでに複数回のプレスの工程があります。
金属を伸ばすと言ってもそこはやはりゴムのようにはいかないので、一定以上深さのある型を一気に成形するのは不可能なんです。 -
金属と一言で言っても素材によって固さが違います。
カヌレと言えば本来銅製のものを思い浮かべる方が多いと思うのですが、銅はとても柔らかく、伸びる金属なんです。古くから鍋や金属工芸品に使用されてきたのは、その加工のしやすさが背景にあるのです。製菓型として多くの方になじみのある金属で言えば、銅>アルミ>鉄(ブリキ)の順番で固くなり、加工が難しくなっていきます。ここ何年かでカヌレ人気がまた高まってきて、千代田金属工業さんのカヌレ型は出ないのか、というお話もたくさんいただきました。今はもうカヌレがブームではなく定番になった、ということもありますし、千代田金属工業の技術で作ったカヌレをお届けしたいと考えるようになりました。
千代田金属工業には、ヨーロッパの伝統的な菓子向けの「クラシカルライン」というシリーズ(ミニクグロフやマドレーヌなど)があります。このシリーズの中にカヌレを加えて、千代田金属工業に行けばクラシックなカヌレ型がいつでも手に入る、とご案内できればと思っています。 -
おそらくみなさんが想像されるよりもずっと、千代田金属工業のものづくりは人の手作業で行われているものが多いです。
天板の成形作業や、使う方がケガをされることのないように板の端のバリ取りといった細かい作業、シリコン掛けも実は手作業です。
特に神経を使うのは出荷前の最終検品で、ひとつひとつ手で触って、歪みや傷がないか、金属の尖った部分はないかを確かめます。これは素手でないとできない作業で、もちろんハンドクリームなども塗ってはいけないので冬場は作業者の手はみんなガサガサになってしまうんです。
それでも、せっかく千代田金属工業の型を買っていいただいたのに型のせいでケガをしたり、ガッカリした気持ちにさせるわけにいかないよねと話し合っていつも取り組んでいます。 -
今回のカヌレ型は、フランス現地の道具屋さんで購入できるような、クラシックなカヌレ型を私どもの技術で残したいという思いも込めて作られています。焼き上げたときにカヌレが綺麗に仕上がることはもちろんですが、おいしく焼き上がることは千代田金属工業のすべての型で目指していることです。
これまでご要望いただいた方々にはたいへんお待たせしてしまいました。
私どものカヌレ型をお使いいただき、また喜んでいただけたら本当にありがたいです。
- ※常時販売ではなく、販売スケジュールに合わせて販売いたします。
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information
千代田金属工業の型を
大切に使っていただくために
よくある質問
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q
カヌレ型に蜜蝋を使用しても大丈夫ですか?
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a
千代田金属工業のカヌレ型にはシリコン加工を施してあるので、蜜蝋の使用はおすすめできません。
蜜蝋の使用でシリコン加工が傷み、型の寿命が短くなる可能性があります。
長くお使いいただくため、バターまたは離型油のご使用をおすすめいたします。 -
q
天板部分に染みのようなものがありますが、なんでしょうか?
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a
ブリキ素材のもとになる鉄材に塗布された油がシリコン加工時の熱処理ののちに浮かび上がってくるもので、製造工程上完全に避けることができないものです。
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q
型の溶接部分の色が他と違うのですがなぜでしょうか?
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a
天板に焼き型を溶接するために、棒状の銅線に電流を流して加熱します。この加熱によって生じる色で、その後の保管や使用に影響の出るものではありません。
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q
天板部分に傷があるように見えますが、不良品でしょうか?
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a
天板(生地を流す部分ではない板状の部分)や型の底面部分に、金属が擦れたような痕がある場合があります。
型をプレスする際や天板を折り曲げ加工する際につく作業痕で、製造工程上完全に避けることが難しいものです。その後工程でシリコンコーティングしているため、使用上には問題ございません。
注意事項
- 空焼きの必要はありません。ブリキメッキ鋼板にシリコンコートがされているので、焼いた後の型離れが良く、型にスプレーオイルをしておくだけで美しく焼き上がります。
- 金属製のため、細部が大変鋭利になっております。お取り扱いの際には十分ご注意ください。
- 製品の特性上、接合部に隙間があったり、製造工程中についた傷、油染みや加工液だれなどの汚れがある場合がございますが、ご使用いただく際に支障はございません。ご了承のうえお買い求めください。