
パン作りがしやすい季節にハードブレッド作りに挑戦してみませんか?
はじめての方でもチャレンジしやすいレシピを、コツや動画を交えて分かりやすくご紹介します。
手間と時間のかかる分だけ、できあがった時の喜びはひとしおですよ。
パン屋さん愛用の粉で作る基本のバゲット
フランス語で「棒」という意味のバゲットはフランスパンの一種。
生地が非常にやわらかいため扱いはちょっと難しいですが、その分上手にできた時の達成感は格別。
ぜひチャレンジしてみてください。
基本のバゲットの作り方
ステップ 1生地をこねて発酵させる
ボウルの中でなめらかになるまでこね、発酵させた後にパンチを入れ、さらに発酵させます。

ステップ 2成形して発酵させる
スケッパーで2等分し、軽く丸めてパンマットにはさんで休ませてから成形し、発酵させます。

ステップ 3クープを入れて焼成する
茶こしで粉をふってからクープを入れ、たっぷりと霧を吹き、オーブンで焼いたら完成です。

キレイに仕上げるコツクープの入れ方
カミソリ(ナイフ)をすっと手前に引くように、素早く一気に動かすのがコツです。
北海道産の小麦粉で作るカンパーニュ
フランスの「田舎パン」のカンパーニュは、シンプルな素材で大きめに焼いた、素朴な味わいの食事パン。やや酸味のある味わいが特徴です。専用の発酵かごに入れて発酵させることでつくしましま模様と十字のクープがとても印象的なパンです。
北海道産小麦で作るカンパーニュの作り方
ステップ 1生地をこねて発酵させる
ボウルの中でなめらかになるまでこね、発酵させた後にパンチを入れ、さらに発酵させます。

ステップ 2発酵かごに入れて発酵させる
折りたたむように成形して底を閉じ、発酵かごにとじ目を上にして入れます。

ステップ 3クープを入れて焼成する
発酵かごから出して茶こしで粉をふり、クープを入れます。たっぷりと霧を吹き、オーブンで焼いたら完成です。

キレイに仕上げるコツ取り出し・クープの入れ方
発酵かごの上にオーブンシート、天板をのせてくるっと裏返すよう取り出します。クープを入れる時は、やさしく素早くがポイント。
ハードブレッド作りにおさえておきたい3大道具
水洗いも可能で安定した使い心地
cuocaオリジナルペストリーボード(S)
パン生地をこねる時、休ませる時、成形する時の作業台となるボード。水分が多くやわらかいハードブレッドの生地作りには、くっつきにくい専用ボードが便利です。
美しいクープに仕上ります
クープナイフ
ハードブレッドの象徴ともいえるクープ(切り込み)を入れるためのナイフ。焼き上がった時に美しいクープに仕上げるには、切れ味のよいナイフやカミソリがおすすめです。