基本の水無月の作り方|本葛粉と葛粉の違い解説

基本の水無月の作り方
本葛粉と葛粉の違い解説

水無月は京都の伝統的な和菓子のひとつ。
氷をかたどった涼やかな見た目で、6月が近づくと和菓子店や甘味処で目にすることが増えます。
今回は水無月を6月に食べる理由と、基本の作り方をご紹介します。
葛粉の違いによる外郎部分の食感・風味の差も解説しますので、材料選びの参考にしてくださいね。

水無月とは?

水無月とは、白い外郎(ういろう)に甘く煮た小豆をのせて蒸し、三角形に切り分けた和菓子です。
京都発祥の和菓子で、6月30日に行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」に1年の残り半分の無病息災を祈り食べられる風習があり、6月を表す「水無月」という名がつきました。

詳しいレシピはこちら

基本の水無月の材料

基本の水無月の作り方

  • 外郎生地を蒸す

    1

    外郎生地を蒸す

    混ぜた本葛粉・白玉粉・小麦粉・砂糖に水を加えて濾す。
    流しかんに入れ、強火で10分蒸す。

  • 小豆をちらして蒸す

    2

    小豆をちらして蒸す

    大納言をちらし、薄めた外郎生地をふりかけ、再度15分蒸す。

  • カットする

    3

    カットする

    冷めたら型からはずし、三角に切りわける。
    ※冷蔵庫で冷やすとより美味しくいただけます。

基本の水無月の作り方動画

葛粉の違い解説

商品
本葛粉 特撰 / 100g
本葛粉 特撰 / 100g

0,000円(税込)

天極 吉野葛 / 150g箱
天極 吉野葛 / 150g箱

0,000円(税込)

葛粉 / 150g
葛粉 / 150g

0,000円(税込)

概要
黒川本家謹製随一本葛を使用しています。国産の本物の葛粉を100%使用しています。
最高級品ですが、簡単な包装でお求め安い価格になっています。
本葛と甘藷澱粉を原料に使用した、ブレンドタイプの葛粉です。
奈良県吉野地方の伝統的な工法で生産される「吉野葛」を、気軽に楽しみたい方におすすめ。
国産さつまいもを100%使用しています。
さつまいものでんぷんを和菓子に最適に使えるように加工しました。
高級な葛粉でいきなり作るのはちょっと心配という方におすすめ。
原材料
本葛(国産)
葛澱粉(葛(中国産、国産))、甘藷澱粉(さつまいも(国産))
甘藷(鹿児島県産、宮崎県産)
粉の
状態

粉が粒状に固まっている。圧力を加えると崩れるが、比較した中では最も堅い。

粉が粒状に固まっている。圧力を加えると簡単に崩れ、比較した中では最も脆い。

粉が粒状に固まっている。圧力を加えると簡単に崩れる。
加熱
した
状態

・加熱中早い段階で透明になり、仕上がりにも透明感がある
・最も粘度が高く、弾力がある

・透明感、粘度ともに、本葛粉と葛粉の中間

・時間をかけてしっかりと加熱しないと透明感が出ず、仕上がりに白濁が残る
・最も粘度が低い
水無月
にした
とき

・独特のねっとり感があり、もちもちとした食感
・葛の香りとほのかな甘みがある

・食感、風味ともに、本葛粉と葛粉の中間
・本葛粉に比べてねっとり感は減るが、もちもち感はそれほど変わらない

・単体で食べるともちもちしているが、本葛粉と吉野葛には劣る
・ややぎっしりと、食べ応えのある食感
・あっさりしていて、好みの分かれない味わい

おすすめアイテム

おいしい水無月作りにおすすめの葛粉や、アレンジ・飾りつけに便利なアイテム、必須の道具をピックアップしました。

葛粉

富澤商店の葛粉ラインアップ。
プロ仕様の「本葛粉」、伝統ある「吉野葛」から、お手頃価格の「葛粉」まで揃います。

小豆

水無月にぴったりのしっとり甘納豆シリーズ。数種類を混ぜた華やかな水無月アレンジもおすすめです。

装飾・ラッピング

添えるだけで本格的な和菓子に仕上がる笹の葉や楊枝と、和菓子ギフトに最適なラッピング用品。

あわせてチェック

  • 基本のわらびもちの作り方|人気レシピ&わらび粉の違い解説
  • アガー・ゼラチン・寒天 徹底比較|使い方と簡単&人気レシピ