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ロブロとは?基本レシピと北欧の食文化 くらもとさちこさんに学ぶデンマークのライ麦パン

ロブロとは?
基本レシピと北欧の食文化
くらもとさちこさんに学ぶ
デンマークのライ麦パン

北欧デンマークで1000年以上、人々の健康を支え、
暮らしに根付いてきたライ麦パン「ロブロ(rugbrød)」。
日常の食卓からお祝いの席まで親しまれる、デンマークに欠かせない主食です。

このページでは、『北欧デンマークのライ麦パン ロブロの教科書』著者・くらもとさちこさん監修のもと、
家庭で手軽に作れるロブロの基本レシピや食べ方をわかりやすくご紹介します。
さらに、本格的なロブロ作りに欠かせないライ麦アイテムの特徴についても解説します。

くらもとさちこさん推薦ライ麦アイテムが登場

異なる挽き方のライ麦を組み合わせるのが主流のロブロ作り。
くらもとさちこさんが挽き方をアドバイスして生まれた、2種類のライ麦アイテムが登場しました。
十勝産ライ麦を石臼で丁寧に挽き、家庭でも本格的なロブロ作りが楽しめる小分けサイズでご用意しています。

十勝産ライ麦全粒粉 (粗挽き) / 700g
十勝産ライ麦全粒粉 (粗挽き) / 700g

ロブロ作りに最適なライ麦全粒粉を追求。石臼でゆっくり粗挽きし、粉温度の上昇を抑えて風味も守りました。

0,000円(税込)

十勝産ライ麦クネケット (砕きライ麦) / 400g
十勝産ライ麦クネケット (砕きライ麦) / 400g

日本で入手が難しかった「砕きライ麦」。石臼で丁寧に砕き、ロブロに最適な粒度と食感を追求しました。

0,000円(税込)

ロブロとは?

ロブロ(rugbrød)とは、
北欧デンマークで1000年以上食べ継がれてきた、伝統的なライ麦パンです。
ライ麦全粒粉を主原料に、ライサワー種で発酵させて作るのが特徴で、
ライ麦をしっかり感じる粗めのクラム、まろやかな酸味、しっとりとした質感を持ちます。
素朴でありながら滋味深く、食べるほどに魅力が広がるパンです。

くらもとさちこさんに聞くロブロの特徴・魅力

ロブロの特徴・魅力

デンマークの食卓に欠かせない主食

デンマークでは、「パン」といえばロブロを指すといわれるほど、日常の食卓に欠かせない存在です。
日本でいうお米のように、日常からお祝いの席まで、暮らしに寄り添い、人と人をつなぐ役割も担ってきました。

栄養価が高く、満足感が続くパン

栄養価が高く、満足感が続くパン

ロブロは一見素朴ですが、噛むほどにライ麦の旨味が広がります。
食物繊維やミネラルを豊富に含んでいるためゆっくり消化され、満足感が長続きします。

基本のロブロの作り方を見る
まろやかな酸味と広がるおいしさ

まろやかな酸味と広がるおいしさ

ロブロの酸味はドイツやフィンランドのライ麦パンと比べるとおだやかで、バターなどをのせるだけで旨味に一変します。
さまざまな食材と相性がよく、スモーブロ(オープンサンド/smørrebrød)の土台としても欠かせません。

スモーブロについて詳しく見る

単体で味わうというより、食材と組み合わせて楽しむパンなので、サンドイッチ・サラダ・スープ・スイーツなど、楽しみ方が広がるのも大きな魅力です。
ロブロを通して、デンマークの食文化の奥深さと、新しいパンの楽しみ方を感じていただけたら嬉しいです。

くらもとさちこさん推薦ライ麦アイテムが登場

十勝産ライ麦全粒粉 (粗挽き) / 700g
十勝産ライ麦全粒粉 (粗挽き) / 700g

ロブロ作りに最適なライ麦全粒粉を追求。石臼でゆっくり粗挽きし、粉温度の上昇を抑えて風味も守りました。

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十勝産ライ麦クネケット (砕きライ麦) / 400g
十勝産ライ麦クネケット (砕きライ麦) / 400g

日本で入手が難しかった「砕きライ麦」。石臼で丁寧に砕き、ロブロに最適な粒度と食感を追求しました。

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基本のロブロの作り方

基本のロブロの作り方

ロブロの作り方にはいくつかの方法がありますが、ここでは、くらもとさちこさんが実践している「型詰めオーバーナイト法」について解説します。
初心者の方にも作りやすい方法です。

材料を計る

1材料を計る

※ぬるま湯以外は室温で用意

混ぜる

2混ぜる

ロブロはグルテン網を利用して膨らませるパンではないので、全体が均一に混ざればOK。
こね上げ温度28℃、ぼってりとしたお粥状に仕上げる。

※季節に応じて水温・水量を調整

180gを次回分のライサワー種として取り分ける

発酵させる

3発酵させる

冬は約30分、真夏は約15分、20~25℃の室温に置く。
冷蔵庫(野菜室)で約20時間(一晩)発酵させる。

「発酵の見極め方」を見る

※仕込んだ当日に焼く「ストレート法」との違いを見る

焼く

4焼く

中心温度が98℃になったら焼き上がり。
※1時間30分かけて、中心温度が98℃になる状態を目指す

途中まで蓋をして焼くと、カットしやすい仕上がりになる。

完成

5完成

中心温度98℃を確認後、取り出す。
キッチンクロスで包み、クーラーで粗熱を取る。

詳しいレシピを見る

はじめてロブロを作る方へ最初のライサワー種の作り方

ライサワー種の用意方法

ライサワー種は、ライ麦全粒粉と水から作ります。
糠漬けと同じで、空気を含ませながら育てることで、乳酸と酢酸のバランスが整った安定した種になります。
本格的な作り方は完成まで10日程度かかるため、ここではもっと簡単に、3日で完成する方法をご紹介します。

初心者さん向け簡単なライサワー種の作り方

3日後から使える簡単・時短レシピです。ヨーグルトの乳酸菌を利用するのでやや味に深みが欠けますが、ロブロを焼きながら繰り返し使うことで徐々に風味が深まります。

1日目
1日目

ぬるま湯にはちみつを溶かし、ライ麦全粒粉を加えて混ぜる。
軽く蓋をして、23〜26℃で一晩発酵させる。

↓ 24時間

2日目
2日目

小さな気泡が出てきたら、ぬるま湯とライ麦全粒粉を加えて混ぜる。
同様に、23〜26℃で一晩発酵させる。

↓ 24時間

3日目
3日目

大きな気泡が生まれていたら完成。

詳しいレシピを見る

ロブロのおいしさと楽しみ方

ロブロは焼き上がりから日ごとに味わいが変化し、時間とともにおいしさが深まっていくパンです。香り・食感・風味の移ろいを楽しみながら、日々異なる魅力が感じられます。

初日

焼きたての香りを楽しむ

焼きたての香りを楽しむ

焼きたてのロブロは、オーブンから立ち上るライ麦の香りを存分に楽しめる特別なタイミングです。
香ばしさと穀物の甘みが感じられますが、内部はまだ安定していないためきれいにスライスするのは難しい状態です。

焼きたての香りを楽しむ

質感を大切にするならカットは翌日以降がおすすめですが、このときにしか味わえない香りと旨味も魅力です。
カットする場合は、そのまま、または発酵バターだけでシンプルに生地の旨味を味わうのがおすすめです。

2日目

バージン・スライスを楽しむ

バージン・スライスを楽しむ

一晩置いたロブロは生地が落ち着き、スライスしやすくなります。
スライスしはじめの一枚は「バージン・スライス」と呼ばれ、香りと味わいのバランスが特に際立つ瞬間です。

バージン・スライスを楽しむ

旨味・酸味・甘味がまとまり、同時にフレッシュな感覚も残るのが2日目の魅力。
温かい食事に添えるなど、ロブロそのものの味を楽しむのに適しています。

3日目

熟成したおいしさを楽しむ

熟成したおいしさを楽しむ

3日目になるとロブロはさらに落ち着き、熟成した深い味わいになります。
薄く均一にスライスしやすくなり、見た目も美しく仕上がるため、スモーブロに最適な状態です。

熟成したおいしさを楽しむ

味・食感ともにバランスが整い、具材との組み合わせを楽しむロブロ・サンドでも完成度の高いおいしさが楽しめます。

4日目

トーストで香りを楽しむ

トーストで香りを楽しむ

4日目のロブロは、軽くトーストすることで再び魅力が引き出されます。
ライ麦の香りが立ち上がり、外側は香ばしく、中はほんのりとしたやわらかさが戻ります。
不思議なことに、トーストするなら焼きたてよりも4日目のロブロの方がずっとおいしく感じられます。

トーストで香りを楽しむ

バターやチーズ、ジャムを合わせることで味わいに奥行きが生まれ、食事や軽食としての楽しみ方も広がります。
熟成したロブロならではの別の魅力が楽しめます。

スモーブロとは?

スモーブロとは?

スモーブロ(smørrebrød)とは、「何かが塗ってあるロブロ」を意味します。「スモー」はパンに塗るスプレッド、「ブロ」はロブロを指し、バターを塗っただけのシンプルなものから、お祝いの席を彩る華やかな一皿まで、幅広いスタイルがあります。

スモーブロの重ね方

スモーブロの重ね方
重ね順 食材 役割
4 ハーブ 香りを添える
カリカリ素材 食感を加える
野菜 味わいに
変化をもたらす
3 肉、魚など メインの具材
2 スプレッド まろやかさを加える
1 ロブロ スモーブロの土台
基本のスモーブロ

基本のスモーブロ

パーツはすべて揃える必要はありません。
ロブロにスプレッドを塗るだけの「基本のスモーブロ」でも、朝食として十分な満足感があります。

シンプルスモーブロ

シンプルスモーブロ

おもてなしスモーブロ

おもてなしスモーブロ

メインの具材と野菜を重ねた「シンプルスモーブロ」は栄養バランスがよく、日常の食事として取り入れやすいのが特長です。
多くのパーツを組み合わせて、彩りよく仕上げる「おもてなしスモーブロ」では美しく盛りつけること自体も、楽しみ方のひとつになっています。

スモーブロにおすすめの食材を見る

ロブロの作り方・保存・活用方法
Q&A

材料・ライサワー種について

Q 砕きライ麦は雑穀ミックスに置き換えても良いですか?
A

置き換えることはできますが、味や食感、生地のまとまりに影響が出ます。
ライ麦が発酵したロブロ特有の深い旨味を引き出すためには、砕きライ麦の使用がおすすめです。

おすすめの「砕きライ麦」はこちら

Q ライサワー種の代わりにイーストは使えますか?
A

ロブロの風味や香り、食感は、ライサワー種による発酵で作られるため、イーストではロブロ独特の深みのある味や食感にはなりません。ロブロ作りには、ライサワー種の使用をおすすめします。

Q ライサワー種を人に分けてあげたい、または分けてもらいました。量を増やす方法はありますか?
A

はじめてロブロを焼く方にとって、ライサワー種を分けてもらうのはおすすめの方法です。
量が少ない場合は、「リフレッシュ」という作業で増やすことができます。

Q 小麦サワー種(ルヴァン)から、ライサワー種を作る方法はありますか?
A

はい、小麦サワー種をライ麦サワー種に変換できます。
小麦サワー種40gにライ麦全粒粉80g、水80gを加え、28℃で約10時間、もしくは温かいところに置きます。気泡が大きくなれば使用可能です。

Q 「次回分のライサワー種」として取り分けた生地は、どうしたらよいですか?
A

以下の手順で発酵・保存をしてください。

※次回分のライサワー種※

ライサワー種

基本のロブロの作り方②の工程の後、180gを取り分ける。
キッチンペーパーやさらしをふた代わりにする。

ライサワー種

生地に大き目の気泡ができるまで3~4時間を目安に常温に置いて発酵させる。
軽くふたをするか、キッチンペーパーやさらしを挟んでからふたをし、冷蔵庫で保管する。

保管状態や活性の具合にもよりますが、2週間くらいまではそのまま問題なく使えるでしょう。
毎週もしくは隔週で定期的にロブロを作り、ライサワー種の活性を保つのがおすすめですが、もし2~3週間経ってしまったら「リフレッシュ」という作業で活性化を図ることができます。

Q 「ライサワー種のリフレッシュ方法」を教えてください。
A

前回の仕込みから2~3週間が経ってしまった時、冷凍保存をしていた時、ライサワー種の量を増やしたい時には、以下のリフレッシュを行いましょう。お友達にライサワー種を分けてあげるときにも便利です。

※ライサワー種のリフレッシュ方法※

既存のライサワー種に、同じ割合のライ麦全粒粉と水を加え、全体をよく混ぜる。
※ライサワー種の3倍量まで加えることができる。

ライサワー種のリフレッシュ方法

目安にマスキングテープを貼ると分かりやすい。
活性化を図るため、ときどき混ぜてもよい。

ライサワー種のリフレッシュ方法

大きな気泡が生まれ、かさが増えるとリフレッシュ完了。

発酵について

Q 発酵の見極め方について、教えてください。
A

以下のいずれかが確認できれば、発酵が問題なくできています。

※発酵の見極め方※

発酵の見極め方

生地がふっくらしていて、表面を指先でそっと押して、生地が少し跳ね返るような感触がある。

発酵の見極め方

生地の表面に、とても小さな穴がいくつか確認できるようになる。

発酵の見極め方

元の生地の高さよりも2cmくらい高くなっている。(食パン1斤型の場合)

Q ロブロを発酵させるときに部屋の温度が28℃よりも高いときはどうしたら良いでしょうか?
A

気温が高いと、旨味が形成される前に発酵が進んでしまいます。生地を型に入れた後、野菜室か冷蔵庫で発酵させましょう。初心者の方だけでなく、暑い時期にも「型詰めオーバーナイト法」が便利です。

Q 仕込んだその日に焼く方法はありますか?
A

はい、生地を仕込んだ当日に焼く「ストレート法」という方法があります。
室温によって発酵時間が変わるため、発酵の見極めはやや難しくなりますが、焼き上がりまでの時間を短くできるのが特長です。
「型詰めオーバーナイト法」とはいくつか違いがありますので、ご自身のライフスタイルに合った方法を選んでください。

※ストレート法と型詰めオーバーナイト法の違いと特徴※

<共通の特徴>

  • 生地作りを1回で行う
  • たっぷりのライサワー種を使うことで、発酵による旨味を引き出す
  • 酸味がやわらかく、ナッツのような味わいに仕上がる

<ストレート法> 常温で約3時間半 発酵

  • 仕込んだ当日に焼く
  • 約5時間後に焼き上がる

<型詰めオーバーナイト法> 生地を型に入れ、冷蔵庫(野菜室)で約20時間(一晩) 発酵

  • 翌日は焼くだけ
  • 発酵の温度管理がしやすい

型詰めオーバーナイト法は四季を通じて発酵時間に変化が少ない(発酵の見極めを要しない)ため、初心者でも安定した仕上がりになりやすい。

Q 生地がなかなか膨らみません。どうしたら良いでしょうか?
A

18℃以下になると発酵が遅くなり、膨らまない原因になります。20~26℃の場所を探すか、オーブンの発酵機能の30℃(できれば28~29℃)設定で約1時間、発酵させてください。
風が通り抜けるところも生地が膨らみにくいため、温度が安定しているオーブン庫内は便利です。

焼き上がりについて

Q ロブロをスライスしたら、上部に空洞ができていました。どうしてでしょう?
A

過発酵が原因の可能性があります。特に気温が高い時期は発酵が進みやすいため、発酵の見極めを意識してみてください。

Q 翌日、カットした時にクラムがナイフにくっついて残るくらい、水分が多くてベタッとしています。食べると生っぽい感じはありません。これでよいのでしょうか?
A

焼成時に中心温度が98℃に達していれば問題ありません。
ロブロは生地が安定するまで時間がかかるため、ライ麦100%で作る基本のロブロは、翌々日にはきれいにスライスできるようになります。この段階でも多少ナイフに生地が付くことがありますが、問題ありません。

一方、シードを加えたロブロは、焼いた翌日でもきれいにスライスでき、生地がやわらかく、食感も軽く仕上がります。
シード入りロブロはデンマークでも広く親しまれているスタイルです。ライ麦特有の風味や旨味は薄くなりますが、お好みに合わせて取り入れてみてください。

Q どうしたらロブロを上手に作れるようになるでしょうか?
A

ロブロを上手に作る第一歩は、仕込み環境やその時の生地の状態をよく知ることです。 その日の仕込み状況や出来上がりを記録しておくと、次に活かすことができます。
さらに、天気や気温、湿度もあわせて記録すると、季節による違いに気づきやすくなります。
日本は四季による温度や湿度の変化が大きいため、冬と夏では仕込み条件も変わります。
こうした違いに対応できるようになると、仕上がりが安定してきます。

また、季節による発酵状態のばらつきを抑えたい場合は、「ストレート法」よりも「型詰めオーバーナイト法」がおすすめです。

保存・おいしく食べる方法について

Q ロブロはどのように保存するのがよいのでしょうか?
A

ロブロの最適な保存方法は、キッチンクロスやさらしに包んだ状態での常温保存です。
シリコン加工されていない通気性のよいクッキングペーパーでも代用できます。
ビニール袋で保存すると、ロブロが汗をかき、袋の中で結露し、カビの発生につながります。
特におすすめではないのですが、冷蔵庫でも保存できます。
その場合は、ビニール袋に入れる前に、必ず、キッチンクロスかさらしに包みましょう。結露を防ぐことができます。
できるだけ、ロブロを布や紙で包んだままで、さわらないようにカットするのもカビを防ぐ重要なポイントです。

Q ロブロを冷凍保存したいです。焼きたてを冷凍して良いですか?
A

ロブロはスライスで冷凍するとポロポロする傾向にあり、おすすめできません。
キッチンクロスに包んで涼しいところで保存すると、一週間以上、風味や食感を損ねることなく常温保存ができ、日ごとに変化するおいしさが楽しめます。
また、冷凍よりも「冷蔵」をおすすめしています。その場合、ビニール袋に入れる前に、必ず、キッチンクロスかさらしに包みましょう。結露を防ぐことができます。
ロブロを冷凍するときは、「まるごと」のブロック冷凍が食感の劣化を最も避けることができます。
お使いになりたい時に常温で解凍してください。

Q ロブロを焼いてから数日が経ち、パサついてきました。おいしく食べる方法はありますか?
A

パサつきが出はじめたロブロは、形を変えて活用することで最後までおいしく楽しめます。
完全に硬くなる前に、乾かして使い切るのがおすすめです。

硬くなる前にしておきたいこと
<乾かして使う>

硬くなる前にしておきたいこと<乾かして使う>

基本的な手法は、角切り(ロブロ生クルトン)か、そぼろ状(ロブロ生そぼろ)にすること。
包丁やミキサーで簡単に作れます。冷凍保存も可能です。

硬くなる前にしておきたいこと<乾かして使う>

ロブロ生クルトンはスープに加えて、ボリュームとコク出しに。
ロブロ生そぼろはケーキに使うと、独特の食感が楽しめます。

硬くなる前にしておきたいこと<乾かして使う>

生クルトンや生そぼろは、お好みの味付けでローストするのもおすすめです。
塩味やスパイスを効かせたクルトンは、ポタージュやサラダの仕上げに加えると、調味料のように味を引き立ててくれます。

Q ロブロを焼いてから何日も経ち、完全に硬くなってしまいました。まだ食べられますか?
A

ロブロはパン切り包丁で切れないほど硬くなりますが、そうなった後でもおいしく食べる方法があります。

硬くなってもおいしく食べる方法
<浸して使う>

硬くなってもおいしく食べる方法

蒸す、または水に浸すことで、ロブロはやわらかさを取り戻します。やわらかくなれば、生クルトンや生そぼろに加工して使い切ることができます。
また、水に一晩浸してから加熱し、ロブロ粥にする昔ながらの方法もあります。

硬くなってもおいしく食べる方法

最近ではロブロ粥をさらに加工し、クネッケ(薄焼きせんべいのようなもの)に仕上げる楽しみ方も広がっています。
デンマークでは今も、ロブロをおいしく食べ切るための工夫が受け継がれています。

Q スモーブロを作りたいのですが、具材に悩んでいます。どんな食材がおすすめですか?
A

一般家庭でも楽しめるスモーブロの具材をご紹介します。
すべてのパーツを揃える必要はありません。手に入りやすい食材で、自由に楽しんでください。

食感・色・味に変化をつけることを意識すると、バランスよく組み立てやすくなります。

スプレッド:バター・ラード・はちみつ・グリーンペースト・練りごま
メインの具材:にしんのマリネ・スモークサーモン・鱈のフリカデラ・ハム・フムス・サラダチキン
野菜:きゅうり・トマト・パプリカ
ハーブ:ディル・パセリ・西洋ワサビ・ケッパー・大葉・茗荷
カリカリ食感:ごま・ナッツ・ロブロそぼろ・野菜チップス

  • スモーブロの具材
  • スモーブロの具材
  • スモーブロの具材
  • スモーブロの具材
  • スモーブロの具材
  • スモーブロの具材

プロフィール

Sachiko Kuramoto くらもと さちこ

広島県出身。コペンハーゲン在住。30年以上にわたりデンマークで暮らし、子育てをしながら、現地の高等教育機関で健康・栄養学を学ぶ。生活者としての経験と専門知識の両面から、食と食文化を中心に、デンマークの文化や暮らしを独自の視点で紹介する企画・執筆活動を行っている。

著書に『北欧デンマークのライ麦パン ロブロの教科書』。ライ麦パン「ロブロ」の魅力を日本に伝えている。
訳書に『北欧料理大全』『スモーブロ・ザ・マニュアル』があり、日本の読者向けの解説・編集も手がける。

また、シュタイナー教育機関におけるオーガニック菜食給食の献立指導や導入支援にも携わり、心とからだ、環境にやさしい食のあり方を提唱している。

© Jan Oster(ヤン・オースター)
『北欧デンマークのライ麦パン ロブロの教科書』
(誠文堂新光社刊)

くらもとさちこさん推薦ライ麦アイテムが登場

異なる挽き方のライ麦を組み合わせるのが主流のロブロ作り。
くらもとさちこさんが挽き方をアドバイスして生まれた、2種類のライ麦アイテムが登場しました。
十勝産ライ麦を石臼で丁寧に挽き、家庭でも本格的なロブロ作りが楽しめる小分けサイズでご用意しています。

十勝産ライ麦全粒粉 (粗挽き) / 700g
十勝産ライ麦全粒粉 (粗挽き) / 700g

ロブロ作りに最適なライ麦全粒粉を追求。石臼でゆっくり粗挽きし、粉温度の上昇を抑えて風味も守りました。

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十勝産ライ麦クネケット (砕きライ麦) / 400g
十勝産ライ麦クネケット (砕きライ麦) / 400g

日本で入手が難しかった「砕きライ麦」。石臼で丁寧に砕き、ロブロに最適な粒度と食感を追求しました。

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